利用した電子部品で、ガラス、金属、セラミックスなどの高真空または低圧ガス容器内の電子流を利用する装置。真空管がおもなものであるが、そのほか陰極線管、放電管、マイクロ波管などの電子素子を総称する。
電子管は20世紀前半ではエレクトロニクスの主要素子であったが、半導体デバイス(部品)の登場に伴い、能動素子としての地位や撮像管の地位を譲ってきている。
しかし、生産額でみると集積回路を含めた半導体デバイスの1割にも満たないが、ブラウン管、蛍光表示管、大電力、超高圧用のデバイスなどは独自の市場を保っている。
電子管の日本の生産高は1996年は7400億円で、その内訳は、ブラウン管3750万本、6400億円、表示管9710万本、480億円、その他はX線管、撮像管、磁電管、特殊電子管となる。